中学受験と小学校の夏休みの自由研究を両立させるには?

夏休み

首都圏と関西とで日程は違いますが、夏休みとなるともう受験は約半年後。「アレも勉強しなきゃ」「コレも覚えなきゃ」な毎日です。塾だって夏期講習真っ盛り。正直、学校の夏休みの課題まで別のことをするのは負担です。では、どう切り抜ければいいか。あまり賢くない子を持つ母からの提案です。

1. 塾の宿題と重なるものは使いまわす

我が家の場合、「読書感想文」が塾でも小学校でも夏休みの宿題に出されました。

「学校はともかく、受験用の学習塾で読書感想文が課題になるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃる?
(お子さん本人がまだ5年生以下だと意外にお思いかも。私もちょっと面くらいましたし)

現在6年生で受験事情に詳しい方だと、「そんなこともある」と想像つく方も多いでしょう。

最近は公立の中高一貫校の受験も大人気。
大学進学実績が名門私立中高一貫校に遜色ないのに学費が安いので、下手な私立より人気が高いことも多いです。

この公立中高一貫校では「入試」とはイイマセン。
ご存知の方も多いでしょうけど、「学力でふるい落とさない」という建前があり、入試ではなく「適性検査」といいます。

そして、内容も「真の思考力を問う」という理念のところが多く。
その「真の思考力」を測るために、作文や記述回答の割合が高いのです。

その影響を受けて、私立中学の中にも作文や記述を重視するところも増えつつあります。

だから、今、大手学習塾でも「読書感想文」が課題となることもあるのです。

我が家の場合。
塾では課題図書と1200字という字数が設定されていました。

一方、学校では「どんな本でもいい。字数も自由」
…そりゃあ、塾向けに課題図書から1200字書いてそれを学校に使いまわしますよねー

本を2倍読んだからって、情操が2倍深まるワケでもなし。
効率よくこなして、空いた時間は、不得意科目の勉強に回すか、親子団らんや子どもの息抜きに回していいと思います。

2. 塾での受験勉強を、小学校の自由研究で補習する

学校の「自由研究」は、たいてい本当に自由でしょう。

とても賢いお子さんだと。
立派な「自由研究」を中学受験の内容と別に仕上げ(外部のコンクールなどで受賞するとか)、その上で冬の受験も合格する方もいらっしゃいます。

しかし。
「我が家のあまり賢くない小学6年生」にそれはムリ(と早々に見切りを付けました)。

じゃあ、どうするか。
塾の受験テキストに載っている実験を家庭で行い、それを「自由研究」にしたのです。

我が子が通っていた塾は比較的「科学教室」の開催に熱心で、実験なんかもしてたのですが。
学習内容全てを行えるわけではありません。

「溶解度」とか「てこ」とか、教科書の紙上でしか実験を知らないということに。

そこで、夏休みの自由研究の出番です。
こういう実験キット、道具類って、今ではネットで簡単に手に入るのです。

ビーカーやフラスコ、試験管、アルコールランプに石綿付き金網に三脚も!
ネットショッピングで価格は数百円とか、高くても千円単位で購入できるんですよ
「プチ科学実験室」を家庭のリビングでも開けてしまうのです。

化学系ではなく、物理系なら。

小麦粉「10g」や「100g」をビニール袋に詰めて、「てこ」でどう釣り合うか。
1gの1円玉何枚でつり合いのとれる「モビール」が作れるか。
重りとして振り子にして「トミカ」にぶつけたら、どれだけの衝撃で何センチ動くのか。

ちなみに。
モビールは夏休み以外の時期に、私が作ってみたことがあります。

1円玉をセロテープで張り合わせ、「竹ひご」にぶら下げてみましたが理論通りになかなかなりませんでした。
どーもセロテープの重みも関係するようです。

自由研究にするなら見栄えも含めて、吊るすもの全体の重さを調整してデザインするとよいかと思います。

受験教科書に出てくるような定番の実験
やっていることはテキストで説明されていることの再現なんですがw
手を動かして目でみて身についてくれれば…と思いました。

なんで「思いました」という過去形かというと。
身に沁みて理解したであろう「てこ」「溶解度」が、夏休み明けでもあまり成績に結びつかなかったのでw

とはいえ、夏休み時点で、学校の課題と塾の受験勉強とが乖離するために両立が難しいという場面は回避できました。

また。
夏休み後に即効性はなかったものの、冬の受験ではチャレンジ校かつ本命校に合格できましたから、夏休みの自由研究枠での「補習」の甲斐はあったのかもしれませんw

3. 息抜きの体験を「研究」っぽく体裁をつける

家庭で実験をしても「息抜き」っぽさはあるのですが。
やはり、屋内から出て、外の空気を吸いたいものですね。

我が家は6年では実行しなかったんですが、5年生までは史跡めぐりなんかに行っていました。

その「旅行記」を自由研究として学校に提出していました。

体裁を付けるコツを2つお伝えしましょうw。

  • 書き損じや書き直しを考えると、記述部分はは別の紙に書いて背景の紙に貼り付けると効率的ですw
  • 写真や文章を貼り付ける背景の用紙は「黒画用紙」だと見栄えがします

我が家は関西なので古代史や中世までの史跡めぐりがラクチンでした。
首都圏の方は…「公民」があるじゃないですか!

「国会議事堂」って内部を観光客が見学できるんですよ!
是非、見学しに行って、社会の公民の「三権分立」「議会制民主主義」とかのレポートにまとめてみましょう!
自分が実際に目にした場所なら衆参両院それぞれの議員定数とかも頭に入りやすくなるでしょうw

我が家も東京旅行で行きましたよ、三権分立の三権を見にw
国会と総理官邸と最高裁判所を半日で回りました。

それぞれを背景に記念写真を撮影し。
それぞれの概要を塾の受験用社会テキストから白い紙に抜き書きし。
これらを黒画用紙に貼り付けて、表紙を付けて綴じたら「社会科の自由研究」完成です!

ただ、国会議事堂以外は観光客が来るなんて全く想定していないので、建物の前まで行っても特に楽しい場所でもないですがw

今度機会があれば、日本銀行や東京証券取引所も見てみたいです(これは私がファイナンシャルプランナーになったからでしょうかw)。

首都圏にお住まいでも、東京都心には意外と足を向けないとも聞いています(首都圏在住の友人から)。
受験勉強の合間に親子で「トーキョー再発見!」ができるといいですね。

まとめ

人や地域によっては下記のような対立図式をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
知識を詰め込んで受験に臨む学習塾と、「調べ学習」とかキレイゴトな小学校、という対比です。

ただ、私が近年子どもの受験で思いましたが、両者の違いはそれほど無いのでは?と思います。

1の読書感想文のところで書いたように、中学入試自体が「真の思考力を問う」という傾向で、必ずしも「詰込み知識」ばかりを問うとは限らなくなってきています。

また、2,3であげたような試みについて。
我が家のあまり賢くない小学生には、塾の教科書の内容を、実際に手を動かして、目で見て、足を運んで身につけなくてはなりませんでした。

小学校の自由研究(調べ学習)の枠組みで、中学受験の補習をしていたんですねw
おかげさまで、身の丈に合った志望校の中で熱望校に合格できて良かったです。

中学受験を控えて塾での勉強を進めること、小学校の学びを全うすること。
確かに相反するように見える場面も正直あります。

しかし、本来「学ぶこと」は、アプローチに違いはあっても同じはずです。
そこに上手いこと折り合いがつくといいですね。

この記事で具体的なプランを書きましたが、参考になった!と思っていただけたら本当に嬉しいです。
体験者だし他人事とは思えない…。
頑張れ!小さな受験生!そしてそのお母さん達!心から応援しています!!!

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