国民年金保険料は安くできます!2月末締切りに注意!

年金手帳とお金

国民年金保険料は所得にかかわらず一定額を払います。2019年度は月額1万6410円です。しかし!国民年金保険料は一括前払いすることでお得になります。特にお得度の高い2年前納などの締切は2月月末です。

1. 日本年金機構も「おトク」と勧める「前納制度」

年金制度についての公的情報は「日本年金機構」のサイトにあります。
(国民年金と厚生年金の保険者は厚生労働省で、業務運営を日本年金機構が担っています)。

このお堅い日本年金機構のサイトでも「おトクです」とおススメされているのが「前納制度」
最大2年分前納で1万5000円ほどお安くなります。

国民年金保険料は、現金以外にも口座振替で納付できます。
割引率が現金と口座振替とで異なります。

日本年金機構の制度としては、口座振替の方が割引額は大きいですが…
現金での納付をクレジットカードですると、クレジットカードのポイントが付くため、そちらが安くなることもあります

詳しく見ていきましょう。

2. 口座振替による前納

国民年金保険料は口座振替で納付することもできます。

口座振替では、2年前納、1年前納、6カ月前納が選べます。

国民年金保険料は毎年物価などに合わせて変動するので、割引額も異なります。
令和2年度のお得になる金額

  • 2年前納が15,840円割引(381,960円納付)
  • 1年前納が4,160円割引(194,320円納付)
  • 6カ月前納が1,130円割引(98,110円納付)

※2月に申し込んで4月30日が引き落とし日です

当月振替を「早割」といい、大体月50円安くなります(令和2年分について、令和2年2月現在アナウンスはありません)

手続きには、口座を持っている金融機関か年金事務所に、「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書」を提出する必要があります。

口座振替での令和2年度分2年前納と1年前納、6カ月前納の申し込み締め切り日は、2020年(令和2年)2月28日(金)です!
手続きはお早めに済ませましょう(郵送するなら投函してから届く時間も織り込んでおきましょう)。

引き落とし日に残高不足だと、割引率のない普通の振替となってしまいかねません。
4月中旬に届く「国民年金保険料口座振替額通知書」を確認しましょう。

※6カ月前納で、10月~翌3月分の申し込み締切日は、令和2年8月31日(月曜)です。

【出典】日本年金機構:国民年金前納割引制度(口座振替 前納)
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-04.html

3. 現金による前納(クレカならよりお得?)

送られて来る納付書を使えば、銀行・郵便局、コンビニエンスストアで納付できます
(30万円以上の納付書はコンビニでは使えません)

Pay-easy(ペイジー)でも納付可能です。

3.1 現金払いでも前納による割引があります。

前納専用の納付書を使えば、前納制度による割引を受けられます。

  • 2年度前納で14,590円の割引(383,210円納付)
  • 1年度前納で3,520円の割引(194,960円納付)
  • 6カ月分前納すると810円の割引(98,430円納付)

1年度分・6カ月分前納用の納付書は、4月上旬に届きます。
2年度分前納用の納付書は別途申し込みが必要です。年金事務所に問い合わせる必要があります。

現金払いでの前納は、1年や6カ月以外にも、任意の月分から当年度末または翌年度末までの分も前納できます。
これも専用の納付書となるので、年金事務所に問い合わせる必要があります。

【出典】日本年金機構:国民年金前納割引制度(現金払い 前納)
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-01.html

3.2 クレジットカードの継続納付でも前納できます

手続きをすれば、クレジットカードで納付することもできます。

「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を年金事務所に提出します。
基礎年金番号が分かるもの、クレジットカードも必要です。
(詳しくは下記リンク先をご覧ください)

【出典】日本年金機構:国民年金保険料
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-02.html

割引率は現金での前納と同じです。
しかし、クレジットカード払いでは、クレジットカードのポイントが付くため、さらにお得となります。

2年度前納で383,210円納付し、クレジットカードのポイントが1%なら3800円お得になります。

2年度前納で保険料自体が14,590円の割引となり、クレジットカードのポイントが3800円貯まるので、合計18,390円お得になります。

これなら口座振替の2年前納15,840円割引より、もっとお得になりますね。
(ただ、クレジットカードのポイントについてはクレカによるのでよく確認しておきましょう)

【参考】セゾンカード:【国民年金の2年前納】クレジットカード決済なら約19,000円削減可能!
https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/knowledge/advance-payment-2years.html

4. 社会保険料控除も忘れずに!

サラリーマンは厚生年金保険料を給与から天引きで納付しているので、国民年金保険料とはあまり縁がないかもしれません。

しかし!
お子さんが20歳過ぎた学生さんとかで、ご家族の国民年金保険料を負担していませんか?

その国民年金保険料は、あなたの所得税の計算時に課税対象から差し引くことができます。
日本年金機構の「社会保険料控除」の説明に「配偶者やその他の親族の負担すべき社会保険料を納めたときに受けられる所得控除」とあります。

【出典】日本年金機構:Q. 社会保険料控除とは何ですか
https://www.nenkin.go.jp/faq/kokunen/seido/kojoshomei/20120306-01.html

所得税率は人それぞれですが、仮に20%だとすると。
1年に198,000円国民年金保険料を払うと、その20%の39,600円節税となります。

住民税は10%なので、19,800円節税となります。

2年前納した場合の保険料を所得控除するにはどうするでしょうか。
これは、「全額を納めた年に控除」「各年分の保険料に相当する額を各年に控除」のどちらかを選びます。

後者の各年分の場合、4月始まりから2年分を前納しているので、1月1日から始まる税の手続きでは3年にわたって手続きすることになります。

【出典】日本年金機構:Q. 2年前納した保険料の社会保険料控除はどのような方法で行うのか。
https://www.nenkin.go.jp/faq/kokunen/seido/kojoshomei/20180221.html

まとめ

国民年金保険料は前納することでお得になります。

最大2年分前納でき、期間が長いほど割引率は高いです。
保険料そのものは口座振替の場合が最もお得ですが(日本年金機構でもそうアナウンスしています)。
クレジットカードのポイントまで考えると、クレカ払いの方がお得なケースもあります。

所得控除(社会保険料控除)で節税することも可能です。

もし大学生のお子さんがいるご家庭で、普段20%の所得税率だとします。

2年前納で18000円割引となると、1年で9000円お得です。
お子さんの国民年金保険料198,000円を負担しており、この1年この金額で所得控除すると所得税と住民税合わせて59,400円節税となります。

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